「ジャイロモノレール」(N516―モ)森博嗣著 幻冬舎新書
存在すら不確かな忘れ去られた技術“ジャイロモノレール”。とある作家がほんの興味からそれを現代に蘇らせた。自分が見つけた面白さならばそこに飽きなどこない。うちにこもることは悪いことばかりじゃない、自分の好きに耽溺する至福を味わえる個人研究のススメ。
「日本史サイエンス」(N210―ハ)播田安弘著 講談社ブルーバックス
蒙古を退けた神風の正体、秀吉中国大返し成功の秘訣、戦艦大和の本当の問題点。エンジニアの目線が歴史の長年の疑問点に風穴を開ける。一つ方向からでは見えなかったことも別の視点から見れば全く新しい像が浮かび上がる。分野の横断が歴史の謎に新たな光をあてる、科学目線の日本史。
あなたの前に広がった、ひとすじの道
先は見通せず、どこへ続くかわからないようにもみえる
けれどもよく見つめれば、その起伏の先に、次へと続く道が見える
一番の近道は遠回り、遠回りこそが最短の道だったりすることはよくある。
どんな困難があろうと、一つ一つを地道に歩む。
道でないところだっていい、地に足をつけ、踏みしめ、一歩一歩、
世界を広げに、進んでいこう。