明大中野では、高校生活3年間で、大学で学びたいことや、将来やりたい仕事を見つけることが大切だと考えています。
高校時代のキャリア教育を重視し、明治大学との連携体制を活かしながら、多様な進路指導を行っています。
また、その土台づくりとして、中学時代には精神面での成長を促しています。
明大中野では、中学・高校の期間に自学自習の習慣を身に付けるべく勉強に取り組ませるとともに、その基本ともいうべき精神と身体の育成にも力を入れています。生徒のほとんどは高校卒業後、大学に進学します。大学において高い意欲を持ち、学問に打ち込むためには、高校を卒業するまでに自分の個性を見つめ、学びたい分野を見つけることが必要です。つまり、大学入学後の学びには、中学・高校時代のキャリア教育が非常に重要なのです。自らの志望を決め、明確な目標を定めることこそ、中学・高校時代になすべきことなのです。その目標に向かって、必要な基礎学習を行い、専門知識の基本的な部分を身に付けること。これこそが、中学・高校時代に修めるべき勉強だと、私たちは考えています。また、志望や目標が定まっても、自ら学ぶ姿勢がなければ、学びを究めることはできません。自学自習は、10代の早い時期に当たり前の習慣として身に付けることが大切です。そして、獲得した知識を的確に活用し、社会に貢献するためには、理解力・表現力・思考力・創造力そして道徳心や倫理観など、情操面での成長も必要不可欠です。中学・高校時代の多感な時期に、教科学習に偏ることなく、情操教育を行うことが、将来の成長につながるものと信じています。本校の明治大学推薦入学率は約8割であり、大学との連携も非常に密接であるため、卒業生たちの活躍が自然に耳に入ってきます。大学から、「明大中野の卒業生は就職活動の準備がよくできている。やりたいことができる進路をきちんと選べる学生である」と評価されていることは、私たちのキャリア教育に対する成果といえるでしょう。
明大中野は、明治大学の付属校として、進路・進学における様々な連携体制を整えています。特に重視しているのは、高校生のうちに、それぞれの将来に適した学部・学科を見つけられるようにすることです。各種講座や見学会が設けられており、大学の先生方から様々な形で指導を受けています。
高校1年生を対象に、毎年行われる特別講座です。目的は、「明治大学を知る」こと。各学部の学部長が講師となって、明治大学各学部の目標と特色を説明します。
明治大学には10学部28学科があります。自分の夢や志望は、どの学部・学科へ行けば実現できるのか。この講座では、学部長の先生から直接、大学の様子を聞くことができます。進路決定に役立ち、明確な将来像が描けると好評です。
それぞれの枠の横にある、+ボタンを押すと詳細が展開されます。
明治大学において、各自興味のある学部の講義を聴講します。各自の最終進路決定に大きく役立っています。
理系を志望する生徒を中心に、農学部・理工学部の講義を聴講したり、実験・実習を見学したりします。また、研究室や各種施設の見学も行います。
理系を志望する生徒を中心に、中野キャンパスの総合数理学部の施設及び研究室の見学を実施しています。同学部への理解を深め進路の選択肢を広げるための一助となっています。
付属生を対象とした講座で、生田キャンパスで行われます。理工学部の先生方から直接教わりながら、各種実験を行います。中学生にも分かりやすく解説され、最新の実験機器にも触れられる貴重な機会です。
中野キャンパスにて夏期休暇中に行われる講座です。総合数理学部の先生方や学生のみなさんのご協力のもと、プログラミングを学んだり、最先端のAR・VR技術を体験したりします。
生田キャンパスにて夏期休暇中に行われる講座です。理工学部の先生方や学生のみなさんのご協力のもと、フィールドワークを通じて建物の魅力を発掘したり、プログラミングやロボットの作成を体験したりします。
明治大学法学部が主催する模擬裁判に参加します。法曹に興味を持たせることを目標にした講座で、将来の進路選択に役立っています。
簿記資格取得のため、明治大学経理研究所が企画するものです。高校在学中から簿記の資格取得を目指し、この講座をきっかけにして大学で公認会計士などの資格にチャレンジする卒業生も多くいます。
ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語の基礎を学びます。明治大学文学部の先生を講師に招き、語学のセンスを磨きます。
将来の明確な職業観を養うため、キャリア教育支援NPO「16歳の仕事塾」と連携し、「進路セミナー」を実施しています。さまざまな職業の社会人を招いて、実際の業務内容や適性など生徒が興味のある分野を選んで聴講できます。
中学2年生を対象として、近隣の会社や本校OBの方のご協力のもと、1、2日職業体験を実施しています。