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EDUCATION&CAREER

中学校/高等学校の学び

6ヵ年一貫教育を前提に、
基礎学力の充実に注力する

中学校の教育課程では、基礎学力の充実を重視しています。そして、自発的・積極的に学んでいける生徒の育成に、力を注いでいます。中高一貫教育では、6年間もの長い目で学年に応じた教育を行い、着実に実力がつくように配慮できることが最大のメリットです。また、時間を有効に使えるため、勉強と部活動のメリハリある教育活動も可能です。

文武両道を実践できる授業重視と豊富な講習

中学校で勉強の成果を収めるためには、1・2年次の段階で、学校での生活にきちんと慣れることが必要です。授業内容が進み、部活動も始まりますが、学校生活に必要な体力がつくと、生活の時間にも余裕が生まれます。すると、生徒は自ら、家庭学習を習慣づけようとし始めるのです。
そこで学習面では、授業重視の教育で基礎学力を養いながら、生徒の個の違いに応じて、教員が的確にフォローしていくことが重要となってきます。授業では、教材に付随する課題や練習問題を、必ず全員が終えるようにしています。授業時間内で終わらない場合には、宿題という形で対応します。その結果は、教員が丁寧にチェックし、理解できていない点については、本人にフィードバックすると共に、個別の指名講習などのフォローを行います。こうした体制が整っているため、明大中野では文武両道の充実を実践できるのです。

体力と精神面を伸ばし学びに必要な力を養う

授業に集中できる生徒に育てるために、精神面と体力面の教育も重視しています。入学時には、ホームルームなどを通じて、校則をはじめ、ルールを守ることから、徹底的に指導します。「人の話をきちんと聞く」など、生活の基本に目を向けさせることで、授業をしっかり聞ける生徒に育つのです。それが学習に生きてくることは、言うまでもありません。
さらに、体育の授業において、柔道・剣道に力を入れているのは、体力の増強に加え、本物の礼儀作法に触れ、理解を深めるためです。礼儀作法の理解は、職業観や倫理観の養成につながるだけでなく、リーダーに求められる資質を養うことにもなります。

5教科の学力をバランスよく伸ばす

本校では国際的な舞台で活躍することのできる人材の育成を目指しており、英語の授業数を増やすことに加えて、1・2年次で英会話の時間をカリキュラムに織り込むなど、英語教育には力を入れています。しかし、特定の教科に偏重したカリキュラムは実施していないため、5教科の学力がバランスよく伸びることも特色です。そのためか高校進学後、国公立大学を志望する生徒も多く、共通テストにも十分に対応可能な学力を身につけられます。
授業では、高校の先取り学習などは行わず、むしろ、基礎をしっかり固めることを目指します。こまめに小テストを実施し、再テストや指名講習等のフォローに細心の注意を払っています。高校入学を迎えるにあたって、3年次では特に学習のレベルアップを大きな目標としています。成績が一定水準に達しない生徒に対しては補習を行うほか、学習意欲を高めるために、各種検定の受検も奨励しています。

タブレット端末を用いて、主体的に学ぶ姿勢を養う

中学校では、1人1台タブレット端末(iPad)を使用しています。学習支援アプリ(ロイロノートなど)を用いて、授業内での共同作業や意見の共有をすることで主体的に学ぶ姿勢を養っています。さらには、授業時間外における教員への質問や課題提出を通して、より深い学びを得ることができます。また、総合学習の時間では、タブレット端末を活用して各自が調べ学習を行い、その内容についてクラスで発表しています。各クラスで特に優秀だった生徒には、学年全体の前で発表する機会が設けられるなど、ICT機器を用いたプレゼンテーション力の養成にも力を注いでいます。

カリキュラム
1年 2年 3年
1 国語 国語 国語
2
3
4
5
6 社会 社会 社会
7
8
9
10 数学 数学 数学
11
12
13
14 理科 理科
15 理科
16
17 音楽
18 音楽
19 美術 美術 音楽
20 保健体育 美術
21 保健体育 保健体育
22
23 技術・家庭
24 技術・家庭 技術・家庭
25 外国語(英語) 外国語(英語)
26 外国語(英語)
27
28
29
30
31 道徳 道徳 道徳
32 総合 総合 総合
33 学級活動 学級活動 学級活動

○数字は年間授業数(35時間=1単位)
標準は学習指導要領に定められた年間授業数

基礎学力に加え、進学志望に応じた専門知識を習得

高等学校の教育課程では、それぞれの進路志望に合わせ、5教科を中心に、じっくりと実力を養うことを目標としています。特別進学クラスは設けず、あくまでも日々の授業を中心に学習を進めていきます。そして、多彩な講習によって、生徒各人の必要に応じて、学力の充実を図ります。そのため、部活動と勉強の両立を実践することが可能です。明治大学への推薦入学については、3年間の総合成績によって決定されます。つまり、5教科に加え、芸術や体育など、全教科でバランスの取れた成績が重視されるのです。最終的には、「知・徳・体」の調和がとれた成長へとつながっています。

詰め込み学習にしない、知識を広げ理解を深める授業

学習においては、シンプルでオーソドックスなカリキュラムに徹し、先取り学習などは行わずに、生徒各人の習熟度に応じたフォローを行っています。英語や数学においては、詰め込みにならないよう、反復練習を重視しています。特に英語は、将来を見据え、高レベルな英語力を身につけられるよう、体制を整えています。
また、暗記科目になりがちな社会や理科においては、幅広い知識の養成を目指しています。とりわけ、文理選択前の高1の段階では、5教科の学習の成果がバランスよく得られるよう指導しています。

種類豊富な講習により、必要な学力を伸ばす

平常講習、夏期講習など、多彩な講習も、基礎力をきちんと身につけ、実力をつけることにつながっています。特に、朝7時15分から8時5分までの50分間で実施している「朝の講習」は、放課後部活動で午後の講習に参加できない生徒の学習と部活動の両立に大きな成果をあげており、明治大学の推薦入学率の高さにも現れています。
高校から入学した生徒には、高校入試の段階で、英語・数学・国語の学習に的を絞って学習していた生徒も多いため、講習で理科・社会のフォローも行っています。

「演習」の実施により、授業中心主義を貫ける

中学時に先取り学習を行っていないため、中学から進学した生徒と、高校から入学した生徒は、同じスタート地点から学習を始めています。1年次は、中学3年間に引き続き、基礎的な学力を充実させる時期ととらえています。続く2年次からの学習に備え、まずは各教科の土台を、しっかりと築きます。
2年次は、文理選択を行い、生徒それぞれの将来に近い形で学び始めるようになります。英語・数学・国語においては、「演習」も加わり、志望に応じた専門知識を習得するとともに、応用力の充実を図ります。3年次には、さらに選択科目・演習科目が増え、より志望する進路を見据えた学習体制をとります。英語・数学・国語の「演習」の時間には、共通テストレベルの内容の問題集を教材として授業を行っているため、明治大学以外の大学入試にも備えることができます。

実践的な情報活用能力を高める

高校では、各自が所有するパソコンを用いて、情報の授業でプログラミング力の向上を図ることはもちろん、Microsoft Officeツールを用いた課題提出などにより、大学や社会に出てから役に立つ知識・技術を習得することができます。さらに、日々の学校生活に加えて文化祭などの学校行事においても積極的に活用しており、生徒たちは必要な情報を主体的に収集・判断し、受け手の状況などを踏まえて発信・伝達する実践的な情報活用能力を高めています。また、情報リテラシー向上のための講習も実施されており、高校生活全体を通して、将来、情報社会に主体的に参画し、その発展に寄与しようとする姿勢を養っています。

カリキュラム
1年 2年 3年
文系 理系 文系 理系
1 現代の国語 文学国語 文学国語 論理国語 文学国語
2
3 言語文化 古典探究Ⅰ 古典探究Ⅰ ★ 地理総合Ⅱ
公共Ⅱ
4
5 国語演習 地理総合 文学国語 数学Ⅲ
6 歴史総合
7 地理総合 数学Ⅱ 古典探究Ⅱ
8 公共
9 ★ 日本史探究
世界史探究
★ 地理探究
日本史探究Ⅱ
世界史探究Ⅱ
10 数学Ⅰ 数学C
11 数学B
12 数学Ⅱ
13 数学A 数学演習 政治・経済 数学演習
14
15 物理基礎 物理 物理
16 数学B
17 化学基礎 数学演習 化学
18 生物基礎 化学
19 体育 生物総合
20 体育 生物基礎 生物
21 体育
22 保健 体育
23 ★ 音楽Ⅰ
美術Ⅰ
保健
24 英語コミュニケーションⅠ ★ 音楽Ⅰ
美術Ⅰ
英語コミュニケーションⅢ 体育
25 英語コミュニケーションⅡ 保健
26 ★ 音楽Ⅰ
美術Ⅰ
27 論理・表現Ⅰ 英語コミュニケーションⅡ 英語コミュニケーションⅢ
28 論理・表現Ⅲ
29 家庭基礎 論理・表現Ⅱ
30 英語演習
31 情報Ⅰ 英語演習 論理・表現Ⅱ 論理・表現Ⅲ
32
33 総合 総合 総合 総合 総合
34 HR活動 HR活動 HR活動 HR活動 HR活動
  • ★は枠内より1科目選択
  • 「総合的な探究の時間」は、各種行事の中でも実施